Ring-Bongとは
山谷典子が、台本を手掛ける演劇ユニットです。
日本が持つ忘れてはならない歴史、また、今も抱え続ける問題に焦点を当てた作品を上演しています。
「どう生きていこうかな…」
現代を生きる私たちが、答えを探そうとしたとき、過去から現代を照射してみる、
そのことに何か手がかりがあるように感じています。
「日本」という大きなものを考えるときにも、
「日本」を世界から見てみる、一つの家族からの視点で考えてみる…。
ミクロからマクロ、マクロからミクロ…。
答えを提示するわけではありませんが、お客様と共演者と一緒に、
ふと考えてみる時間を共有できたら、という作品作りをしております。
山谷典子(やまやのりこ)
劇作家、俳優。文学座附属演劇研究所を経て、文学座座員となる。
2011年、演劇集団Ring-Bong(リンボン)を立ち上げ、劇作家として活動を開始。2023年韓国の光州平和演劇祭に「櫻の木の上 櫻の木の下」が正式招聘作品として参加。「あとにさきだつうたかたの」は、加藤健一事務所でも上演。劇団俳優座、椿組、Pカンパニーなど外部からの依頼も多い。NHKラジオドラマも執筆。
桜美林大学非常勤講師。都立総合芸術高校市民講師。日本劇作家協会協会員。
また、児童文学処女作となる「弟とはじめて会った日」が、第37回日産童話と絵本グランプリの佳作を受賞。
■主な出演作
青山演劇フェスティバル「転校生」、文学座アトリエ公演「月がとっても蒼いから」で初舞台。
文学座公演「女人渇仰」「ドンジュアン」、
文学座アトリエ公演「マイシスターインディスハウス」「アルバートを探せ」、
世田谷パブリックシアター「見よ飛行機の高く飛べるを」、
子どものためのシェイクスピア「尺には尺を」「ヴェニスの商人」、
シアター1010「ガス燈」、
東京芸術座プロデュース「NEWSNEWS」、
HHG公演「土の中の教師たち」「893〜鴉たちの行方〜」「限界の向こう側」、
Ring-Bong「闇のうつつに我は我かは」「しろたへの春契りきな」など。
■戯曲(Ring-Bongの外でのお仕事)
・文学座自主企画公演「二つの空」※処女作。
・加藤健一事務所公演「あとにさきだつうたかたの」
・東京芸術座「KYOKAI〜心の38度線〜」
・かながわ絆プロジェクト「トキノキズナ」、「ボラリス〜道標の星〜」、「コロナ〜太陽の指輪〜」、
「透明のクレヨン」、「トキノキズナ2016」、「ポラリス~道しるべの星2017~」
・山梨憲法ミュージカル「鯨波(とき)の声〜ラッキードラゴンと呼ばれた船 第五福竜丸〜」
・プラチナネクスト「天使の梯子」
・はなしのおもちゃ箱「まほうのたね」、「おじいさんのランプ」、「赤いろうそくと人魚」、「最後の一枚の葉」、「しっぺい太郎」
・兵庫県立芸術文化センター「冷蔵庫のうえの人生」(上演台本)
・NHKラジオ青春アドベンチャー「晴れたらいいね」、「斜陽の国のルスダン」、「月下花伝」(脚色)
・NHKFM、FMシアター「白き鳥、赤き花」
・富山舞台芸術祭2017「鬼女伝説~語り・琴・舞踏による~」台本
・徹と郁恵の手作りライブ「いまさらふたりで」構成
・劇団俳優座「いつもいつも君を憶ふ」
・親子で見られる音楽劇「くじらのこえ なみのこえ」
・Pカンパニー「√ルート」
・劇団椿組「肩に隠るる小さき君は」
・劇団銅鑼「チムドンドン~夜の学校のはなし~」